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こんにちは。
児島舎を主宰している林英理子です。
児島舎の建物は、大正時代に建てられた祖父の生家です。長い間、使われることがなく傷みが激しくなっていたこの家を、どうにか再生活用したいと考え、大掃除や壊れかけた離れの改修、造園工事などに3年の歳月をかけて、2018年春に「児島舎」としてオープンしました。
大正から昭和にかけての生活や児島の産業の主力であった足袋生産、大工さんをはじめとする職人さんの息遣いが感じられる建物が、現代の職人さんたちの手による伝統的な工法で、当時の児島の邸宅らしいつくりに蘇りました。長い年月を経た建物は、時代により使われ方が移ろいながら、魅力を増す地域の財産だと思っています。
「児島舎」という名前は、家族の中でこの建物を「児島の家」と呼んでいたことと、児島繊維業の黎明期に創設された児島機物合資会社 通称「児島社」への敬意を込めて名づけました。「児島舎」も多くの人々に利用して頂き、次世代に受け継がれる場所としたいと考えています。
オープン以来多くの方々のご縁に恵まれ、様々なメンバーが活動しています。これからも、児島舎を通して利用してくださる皆様と一緒に楽しい場所にしていきたいと思います。
どうぞみなさまよろしくお願い申し上げます。